生産計画の作成(型番製造計画)について説明します。

ここでの生産計画とは最終品番工程(組立など)に対して、内示数や負荷率などを確認しつつ計画を立ててゆく作業を言います。


ここでサンプルにしている品番は今、『紐付計画』設定がされています。


『紐付計画』モードについてはやさしい使い方でご確認ください。
ここでは紐付計画を外した状態で説明することにいたします。


紐付計画を外しますと、生産計画の直接入力モードになります。
以下のように紐番号の表示もされなくなります。


このボタンを押し込んでおけば、製造ラインの全負荷率が表示されるようになります。


100パーセントの負荷率で定時間内であるという意味ですので、負荷をよく確認しながら計画を立てていきます。


ボタンが押し込まれていない状態であれば、その対象品番のみの負荷率が表示されます。


このボタンを押し込んでおけば有効在庫が表示されます。


立てた計画を確定しないと紐付き作業指示を出すことができません。
チェックを入れることで計画を確定したことになります。


ボタンを押し込んでおくと、ライン負荷率がグラフとなってリアルタイムに表示されるようになります。
残業に食い込みますので、100パーセント前後を基準に計画を立てていきます。
ライン負荷率とは、同じラインコード指定された品番である計画負荷の合計値のことです。


総合在庫とは、構成上位にある全ての製品や部品の在庫を加えた特殊な実在庫のことです。
マスター上で追跡の登録がされていませんと表示されません。
この数値の見方は支給元である得意先からみた在庫数そのものであるということです。


紐付計画を行った場合、指示に全て紐番号が付けられます。
指示書からどの計画から落ちてきた指示数なのかを確認するには、ここに紐番号を入力し検索ボタンを押します。


資材の指示数として計画の所要量値を用いる場合、日当たりの計画数では結果が細かすぎる場合があります。
その為、月単位で計画数を登録してその所要量値を得られるようにしてあります。
チェックを入れておけば、計画の合計値が直接月間合計数として登録されます。


更新時に処理が重いと感じられるようでしたら、それぞれの展開処理を行わないにチェックを入れておきます。
必要なとき、(入力を全て終わったときなど)にそれぞれ所要量を展開するを行ってください。
指定がされていない場合、更新時リアルタイムに下部構成に対して所要量展開を行います。


生産計画が確定されていないと紐付き生産指示書が発行できません。
確定しなくてはいけないのに未確定のままのものはないかを確認するには『生産計画 未確定一覧表』 を用いてください。


生産計画一覧表についての説明はこちら

更新日 2001年12月28日