もしもの時の防災レシピ第10回  2012 年 2 月 8 日

残り野菜のてんぷら他 

早い物で今回を持って最終週10回目を無事終わる事ができました。
志摩市さんから一年間(郷土料理教室)をお手伝いしていただきたいと依頼がありました、一時は躊躇いたしましたが、会員も一緒に加わってくださる事になりましたので、お受けさせていただいた次第です。

     ★23年度 生涯学習講座の一環として郷土料理教室 
   
 名目は郷土料理でしたが、昨年3月11日の東日本大震災発生後でしたので、 志摩市も東海地震、東南海地震、が心配され、近い将来発生するやも知れない状態、もしそのような事になった場合の事を考え、被災地の方々の映像を拝見させていただいていると、電気、水道、食料、水もない中・・・地区の方々で炊き出しされておられました、支援物資が届くまでの期間をなんとか皆で支えほっとしていただける、そのような食事が出来ない物かと、今回の教室は、郷土料理の教室ですが、『もしもの防災レシピ』も加えさせていただきました。 物もない、調味料も少い材料も乏しい状態で教室を進めさせていただこうと、生徒さんにもお断りを入れての教室でございました。

 中には料理教室なのにレシピがないと、不平もありましたが・・・
でもそのような時、物も少ない、レシピに記載されている物ない、大勢の方々、全てが想定外の事ばかり・・・

     教室がある度に言ってきたのですが、主婦たる者は常に五感を研ぎ澄ませてその場でのとっさの事に対応できるノウハウを養ってほしいと。   

 これらを訓練するために、参加される方々が家に残っている物などを持ち寄り、私もある程度の食材を持寄って、その中から先ず何をするかと次々と料理を決め、野菜のはし、魚のアラ、干物のアラまで使い切る、このような方式での料理教室でございました。

 7回目ぐらいからはその趣旨もようやく解っていただけたのか、それぞれに料理が出来るようになりました。

 自治会さんが賞味期限切れの備蓄品の(アルファ米)が沢山あるとの事、勿体無いんでなんとか利用したいと、教室でも取り組み、美味しいといっていただきました。

 最終の料理教室では、何もかも入れた水団を頂きながら、これから大災害が起こらない事を願いつつ、野原か、浜で明るい未来えの『夢の食卓会』を一度開きましょうと約束を致しました。

 10回の教室、不平不満もあったかと思いますが、ご一緒させていただいていて少しは私の思いに近づいていただけたそんな最後の教室でした、一年間本当にありがとうございました。

      10回目の教室の料理 

『志摩いそぶえ会』唯一の男性会員さんべさん撮影です。

 お持ちいただいた、干物、アジ、かにの身、タマゴ、ひじき、人参、筍、椎茸、沢庵、大葉を使い、お雛様によせて『いそぶえちらし寿司』

 ★干物を焼き身をほぐしておく、生のアジは三枚におろして、めんつゆにしたしておく、それぞれの骨を炊いて水団のだしをとる。
  野菜類は、アラの出しで、アクのきつくない物順に味付けする。
  酢飯にそれぞれ、干物の身、アジのみ、野菜とトッピングする。

 ★残り野菜はそれぞれてんぷら、サラダに、
  乾麺は湯がいて、山の芋にタマゴ、めんつゆで味を調えてかけてきれいに盛り付ける。

 ★備蓄米に湯を入れ御飯が出来たら半殺しにしておく、玉葱、いろいろの野菜、あればシーチキン、ハムなどを入れて油いためをして、御飯と混ぜて、フライパンにしいて、パブリカ、トマトケチャップで飾り、ピザチーズを全体に散らせてじわじわに焼いて、しばらく蒸らします。

 ★水団はだしにそれぞれ残った野菜を入れて、アジが物足りないようでしたら、カットワカメを入れる事によりわかめからの旨味と塩分で最高の水団が出来ました、暖かい物は気持ちが落ち着きますね。

 今の時代だからこそ残り物、冷蔵庫の整理と、買い物は当分行かない精神で一度挑戦、節約生活してみませんか。

 昨夜は、白寿を前にお亡くなりになられたお方様が和具出身で、その方の遺言和具のお墓へ埋葬していただきたいとの意思をついで昨晩は偲ぶ会をしていただきました。

 笑いの耐えない御通夜、その中での話題は昔和具で食べた郷土料理のお話ばかり、私共の料理を召し上がっていただくたび、昔の食べ物に花が咲きました。 朝食のてこね寿司に感動(これが食べたかった)母が上手だったとか、アジの干物を食べると、何で和具の干物は美味しいやろ、うつぼの味噌汁、伊勢海老の味噌汁と話が絶えませんでした。

 伊勢志摩の食材に乾杯です。




更新日 2013年03月08日
創刊日 2013年03月08日
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